■Poetry Live Scroll 02「随筆邂逅ーーZuihitsu、Haibun、世界文学、そして詩の現在地」開催(2025/09/21)■

※本イベントはリアルタイム配信と見逃し視聴(1ヶ月)でご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。

■「PoetryLiveScroll 02」「随筆邂逅 – Zuihitsu、Haibun、世界文学、そして詩の現在地」蜂飼耳×堀田季何×佐峰存×宮崎智之(司会:平川綾真智)

長い歴史を持つ「随筆」が近年、日本で熱気を加速させ展開されています。そして英語圏で「Zuihitsu」として進化し注目を集め、その一種であり作中に俳句を含む「Haibun」は、海外文学で既に一つのジャンルとして確立されています。そこで今回、「随筆」を軸としたトーク・イベントを開催致します。文学の様々な分野で第一線を走り続けている出演者が、「随筆」や世界文学の今と未来、そして詩の現在地について語り、深めていきます。さらに朗読パフォーマンスも実施。特別なひとときを是非お楽しみください。

■日時
2025年9月21日(日)
時間:20:00〜22:00

【開催方法】
Zoomウェビナー

【イベント概要】
日本文学の「随筆」。長い歴史を持つ表現手法「随筆」が、近年、国内外で新たな注目を集めています。英語圏では「Zuihitsu」として進化し、その一種であり「Haiku」も内包する「Haibun」は文学ジャンルとしての位置を確立しつつあります。本イベントでは、詩人であり多数の随筆を発表し日本の現代詩の先端を走る蜂飼耳さん、俳句や翻訳など多様な活動をし古典の知識にも秀でている堀田季節何さん、アメリカ現代詩のシーンに精通し翻訳と評論・詩作で独自の視点が注目されている詩人の佐峰存さん、「随筆復興」を提唱し日本における「随筆」ブームの一翼を担う文芸評論家でエッセイストの宮崎智之さん、皆がそれぞれの視点から、随筆の未来、海外との文化的融合、そして詩の現在地について語り合います。特別プログラムとして、詩の朗読パフォーマンスも実施いたします。領域が横断し融合する瞬間を、ぜひお楽しみください。

【登壇者】

蜂飼耳 (はちかい・みみ)
詩人。1974年神奈川県生まれ。詩集に『いまにもうるおっていく陣地』、『食うものは食われる夜』、『顔をあらう水』、『現代詩文庫 蜂飼耳詩集』など、文集に『孔雀の羽の目がみてる』、『空を引き寄せる石』、『空席日誌』、『おいしそうな草』など、書評集に『朝毎読』がある。

堀田季何(ほった・きか)
文芸家。詩歌を中心に、多言語多形式で創作、翻訳。四冊の詩歌集、ガイドブック『俳句ミーツ短歌』、共著多数。G20ニューデリー・サミットの公式ポエトリー・アンソロジーでは、詩人として日本代表を務める。芸術選奨文部科学大臣新人賞、高志の国詩歌賞、現代俳句協会賞など。

佐峰存(さみね・ぞん)
詩集『対岸へと』・『雲の名前』(第35回歴程新鋭賞受賞)を思潮社より刊行。長年の米国生活を経て、アメリカ詩の現在への理解を書き手との交流を通じ深め続けている。「現代詩手帖」・「ユリイカ」・「文藝春秋」・「三田文學」などの雑誌、読売新聞・朝日新聞など、幅広い媒体で作品や論考を発表。

宮崎智之(みやざき・ともゆき) 
文芸評論家、エッセイスト。1982年、東京都出身。随筆文芸誌『随風』企画人。2025年に共著『文豪と犬と猫 偏愛で読み解く日本文学』(アプレミディ)を出版。著書に『平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版』(ちくま文庫)など多数。『文學界』にて「新人小説月評」を担当(2024年)。X(旧Twitter):@miyazakid 

【司会】

平川綾真智(ひらかわ・あやまち) 
1979年生まれ。詩人。詩誌での活動と並行し、2000年以降のweb上の詩の潮流をリード。「シュルレアリスムと音楽」の数少ない研究者の一人。詩集に『h-moll』(2021/思潮社)など。個展に、NFT現代詩展『転調するために』(2023/メタバース美術館)。「poetry interfere」創設メンバー。

【チケット情報】

・一般¥2,000  ・学生¥1,500

【主催・お問い合わせ】
 poetry interface

【後援】思潮社

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